広島県広島市のフットサルコート・ゼットフットサルスポルトひろしま

スタッフブログ

8.6ヒロシマ

核兵器廃絶と平和への祈念

こんにちは。早川です。

本日、8月6日はゼットフットサルスポルトひろしまのある広島にとって、世界にとって特別な日です。

第二次世界大戦末期の1945年8月6日午前8時15分、広島市に原子爆弾が投下されました。

人類史上初めて核兵器使用。

爆発時の熱線や爆風によって多くの命が一瞬にして奪われ、その後も火災や残留放射線によって命を奪われた方、今もなおその後遺症に苦しんでいる方がいます。

私は広島市に生まれ、広島市で育ったので小学1年から高校3年の12年間、毎年平和学習としてこの核兵器の恐ろしさに触れてきました。そして今でもその当時に見たもの聞いたこと学んだことは鮮明に覚えていて、忘れられない、忘れてはならないものだと思います。

広島市内にはたくさんの被爆建物や被爆アオギリなどが遺されています。

一番有名なのは原爆ドームですね。
被爆前は広島県産業奨励館として親しまれていました。

負の世界遺産として、ほぼ被爆した当時の姿のまま現在も立ち続ける原爆ドームは、核兵器の惨禍を伝えるものであり、時代を超えて核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑です。

広島平和記念資料館、皆様行ったことはありますか?
「はだしのゲン」を読んだことはありますか?
被爆者の声を聞いたことはありますか?

教科書の文字を読んで感じることと、
平和祈念資料館に展示されている現物を自分の目で見て、「はだしのゲン」を読んで、被爆者からの証言や悲痛な思いを生で聞いて感じること、
全く違うものがあります。
よりリアルにより身近に悲惨な出来事だったのだと感じることができると思います。そして、こんなことは二度とあってはならないと心に強く刻まれます。

いま、当たり前のようにフットサルができている、当たり前のように朝起きて仕事に行って帰ってきて寝てまた次の日が当たり前のようにやってくる、

そんな当たり前だと思っている現状すべてに感謝し、当たり前は当たり前ではなかったのだと気づける日があるヒロシマに生まれてこれた私はとても幸せ者だなと思います。

広島出身ではない方はなんとなく知ってはいる、歴史の授業で習った程度、という話を聞いたことがあり驚きました。
日本だけでなく世界中のすべての方が核兵器の脅威を認識し、使用されるべきではないこと、武器を使用した争いで解決出来る事象はないということをこの8.6にヒロシマで起きたことを通して知ってほしいです。

そして、3日後の8月9日午前11時2分は長崎が被爆した日。この長崎でも一瞬にして多くの人々の命や日常生活が奪われています。

黙とうを捧げ、平和な世界へ「希望を胸に心を一つにして行動を」起こしていきたいですね。

まずは身近な人たちに思いやりを持つことから。この些細な行動が世界の平和へと繋がりますように。

平和への祈りを込めて。