クラスの目的としてはドリブルに磨きをかけて「ボールを取られない」術を学ぶことで試合中のプレーに余裕が出て

パス、シュートなどのドリブル以外のプレーの質も高まることを目的としています。

もちろんキック、トラップのトレーニングも行わなければいけないのですがドリブルを集中的にトレーニングすることで

ボールコントロールを高め、「まず個人でボールを取られない」という状態を作れれば試合中も落ち着いてパス、シュートなど他のプレーも考える余裕が出てきます。

「ドリブルマスタークラス」は「いつも練習ではできるけど相手がいる試合では上手くできない」「試合中に積極的にボールに関われない」「圧倒的な個人技を身に付けて他の選手に差を付けたい」など個でのレベルアップを望んでいる選手の為のクラスになります。

ドリブルマスタークラスではその名の通り「ドリブル」に特化したトレーニングを行っていきます。

切り返し動作やフェイント動作、ボールコントロール、身体的なアジリティ(敏捷性）の向上はもちろんですが、Zのドリブルマスタークラスではフットサルのテイストも存分に盛り込んでトレーニングを行っていきます。

フットサルではサッカーと違い、ドリブル方向が前・横だけでなく相手のプレスを回避するために後ろにもボールを動かすドリブルができなければなりません。またドリブル時のボールの置き場所も常に前に置くのではなく足元に入れた状態で周囲の状況も判断できるよう顔が上がるようにトレーニングしていきます。

■「ドリブルマスタークラス」80分間トレーニング例」

①ラダー・ショートスプリント：身体操作を高めるコーディネーショントレーニング(10分）

②空間認知や駆け引きを用いたドリブルゲーム：ボールを持ちながらも頭を使って考えるドリブルトレーニング(20分)

③コーンを使った基礎的なドリブル、ボールコントロール：ドリブル動作を正確に行うトレーニング(20分)

④対人形式:1対1や2対1など実践的なトレーニングでその日の内容を実践の中でトライさせるトレーニング(20分)

⑤試合形式(10分)

「ドリブルマスタークラス」である程度個人技や1対1の中で対人の強さを身に付けることができたら今度はその技術を

どのように生かしていくかといった課題が出てきます。

サッカーやフットサルはあくまで複数人がプレーに絡むことが多いスポーツです。その中で「取られない」「突破する」といった技術の使い方はどの場面でどう使うかのような個人戦術を理解していることが非常に重要なので、ある程度技術が身に付いてきたらZサッカースクール内の「個人技特化クラス」「フットサルクラス」といった個人戦術にもフォーカスして指導しているクラスへ行くことで「ドリブルマスタークラス」で身に付けた技術をより実践で発揮しやすいです。

「ドリブルマスタークラス」では個で取られないことをベースに土台のクラスとして活動していきます。