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ロングボール

こんにちは
店長手塚です。
今回はロングボールについて

ユーロ2008と2010南アW杯、ペップ・バルセロナの黄金期の影響で、
細かくパスをつなぐ、「ティキ・タカ」のスペインサッカーが「正義」とされて
ロングボールに対してネガティブな印象を持つ方がもしかしたら多いかもしれません。

ロングボールを前に蹴り、背の高いFWもしくは足の速いFWを走らせて、
点が入ったら、ドン引きで守るサッカーもそれはそれで「正義」と自分は思っています。
プロの世界だと、それでチームの勝ち点を拾えるならその方法を取るのも大事なことと思います。

ただ、育成年代の15歳ぐらいまでは、それぞれの体格の成長スピードに差があるので、
キック&ラッシュでその瞬間の試合で勝てたとしても、喜ぶことはできません。
大人になると体格はだいたい同じぐらいになるので、その時に力が発揮できるように、
足元の技術や、試合の考え方はしっかり付けておくべきと考えています。

ロングボールも使い方だと思います。
状況判断で、DFの裏にスペースが空いているのが見えていて、
狙ってロングボールを使う子がいたら、良い判断と言えると思います。
もしくは中盤を経由しないでサイドチェンジが蹴れるのであれば、
一気にサイドチェンジを使うのもいいと思います。
GKが前に出ているのが見えて、ロングシュートを狙うのもいいと思います。

自分の考えだと「大は小を兼ねる」なので、
ロングキックが蹴れれば短い距離のキックも蹴れます。
逆に短い距離のキックしか蹴れない人はロングキックは届きません。
ですので、いろいろな距離のキックは練習しておいた方がいいと思います。

北海道の「夏場はサッカー」「冬場はフットサル」は、
足元の技術や考え方を育むにはすごくいいと思っていますが、
長い距離のキックも1年通して練習して蹴れるようになっておきたいですよね。

ロングキックは決して「悪」ではありません。必要な技術です。
ぜひ、皆さんも練習してみましょう。

ゼット苫小牧は1年を通して、天然芝に近い人工芝で、長い距離のキックができます
と、営業文を入れさせてもらいます・・・笑